Tableau MOM #2 2022/9/26 Average Internet Speeds Across Europe

第3回目の投稿です。

 

このテーマはこちらに挑戦します!

Average Internet Speeds Across Europe

データはこちら

2022/W39: Average Internet Speeds Across Europe - dataset by makeovermonday | data.world

 

データの内容

Country Country Name quarter average download speed average upload speed average latency
AL Shqipëria 2019/1/1 15.3 7.33 27.72
AT Österreich 2019/1/1 34.15 10.89 30.95
BE Belgique/België 2019/1/1 62.19 13.86 17.87
BG Bulgaria 2019/1/1 40.68 30.56 12.43
CH Schweiz/Suisse/Svizzera 2019/1/1 88.88 48.23 17.06
CY Kýpros 2019/1/1 17.93 4.43 26.35
CZ Česko 2019/1/1 36.51 17.53 21.77
DE Deutschland 2019/1/1 52.51 15.16 23.28
DK Danmark 2019/1/1 78.26 56.6 14.33
EE Eesti 2019/1/1 45.82 31.7 22.06
EL Elláda 2019/1/1 20.95 3.94 37.29

 

 

データ構造

メジャーがdownload, upload, latencyと3種類あります。

この中で、downloadとuploadは同じような変化をすると予想され、

latencyは上記の2つとは別の動きをすることが予想されます。

 

ディメンジョンは、Country, Quater(date)の2つだけになります。

 

分析目的の定義

今回は、この分析目的をどのように設定するかに非常に悩みました。

候補としては、以下のような内容を考えました。

  1. 国毎に3メジャーの過去から現在までの変化
  2. 最新断面での実力と過去からの推移
  3. ヨーロッパ全体の3メジャーの評価

データを構造やデータの提供元を見ると、2項目のサンプルビューがありました。しかし、Tableauで可視化することを考えると、2だけでは面白味がない。色々考えた結果、まずは、1に対してダッシュボードを作ることとしました。

 

「1.国毎に3メジャーの過去から現在までの変化」の検討

3つのメジャーを時系列に並べると以下の図のようになります。ここまでは、まぁ、予想通りです。ここに国のディメンジョンを追加する必要があります。国の数が、30以上あるため、このグラフを3個並べても意味がなく、1つのグラフで複数の国を別々の線で表すことも現実的ではない。

 

次に考えたのが、変化を見るという点で、これを必ずしも時系列を並べる必要はないのではないか。変化の概要を知るだけであれば、ロウソク足をつけて、最大値、最小値、平均値が分かればよいのではないか。

集約のイメージは数の通りです。一つの工夫として、最新断面だけを強調するようにして、現在がどのような状況にあるかをわかるようにすることで、「変化+最新」の情報を視覚的に得ることが可能になるのではないかと考えました。

上記の図の右側のロウソク足を国毎に並べることで、

ヨーロッパの国毎の変化と最新を一目でわかるようになります。

Tableauの強みを生かすために、そこからその国の情報を詳しく知りたい場合に、時系列で並べたグラフにドリルダウンするようにしました。

その結果は下記のダッシュボードとなります。

 

より良い見せ方や意見がございましたら、ぜひコメント願います。

 

 

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https://public.tableau.com/views/MOM_20220927_EU_InternetSpeed/EUInternetSpec?:language=en-US&:display_count=n&:origin=viz_share_link